ハンドレビュー
本日の気になったハンドをレビューします。
ハンド履歴
Preflop
oR2.4/3B9.6/C
Flop
B6/C
Turn
B15.6/C
River
X/X
プレー中の考えや疑問
BTNvsSBの3bet potです。
Flopが出た時点で、IPからしたら嬉しくないですね。
OOPが全レンジでCBを打てる場面です。
OOPからの30%potBetに対してTTはもちろんCallしますが、低レートでは3betが狭くJJ+、AK、AQあたりが多いため勝ってる心地はしません。
Turnで2枚目のKが出て相手のAK、KKのコンボが減りましたが、もう一発BetされCallしてRiverへ。。。
Riverは3枚目のKです。
相手はCheckしてきました。
僕の読みは相手はAQ、AJあたりが濃厚かなと思ってました。Kを持っていたらほぼAll-Inしてくるでしょうし、AAもおそらくAll-inしてくるでしょう。QQはCheckしてくる可能性もあるかなと思ってました。
一方でIPはKと多くのPPや引けなかったDraw等でAll-Inしますが、今回持っているTTと相手のレンジを考えると勝ってるところにFoldされ、負けてることにだけにCallされそうだったのでCheckしました。
ただ、おそらくGTOはOOPでもっとAgrressiveにAll-Inしてくるし、OOPのCheckに対してIPはもっとAgrressiveにAll-Inするんだろうと思います。
GTO
まずFlopは全レンジでCBを打ちます。IPはTTでCallするところまでは問題ないと思います。
TurnでAQをBetするかどうかですが、低頻度でやるようですね。
IPはPPをほとんどCallします。
RiverでOOPはKxとほとんどのPP、そしてQ〜9あたりのハンドでAll-inします。
QQと88の一部、AxあたりをCheckに残していますね。
一方OOPにCheckされたIPはKx、99+に加え、ミスしたDrawでAll-Inします。
IPのAll-InにOOPはどこでCallするでしょうか?すぐにイメージできますか?
以下がOOPのBluff Catchレンジです。
QQや88に加え、ATでCallをしています。
88やATでBluff Catchしにきてくれるからこそ、IPはJJ〜99でAll-Inする意味があるわけですね。
考察
上記がGTO戦略ですが、実際の相手のRiver戦略は異なっているのではないかと思っていました。
少し先述しましたが、相手はKxとAAで主にAll-InするもののQQ〜99ではほとんどCheckするのではないかと思ってました。
また、こちらのAll-Inに対してATでCallしてこないと思います。
つまり、QQ、JJあたりに負けてるハンドはBluffする意味がないためCheckし、ATにも勝っていないようなハンドでBluffすることがExploitとなりそうです。
下記が上記の条件を加味してNode Lockした結果です。
しっかりValueが取れるKx、AA、JJでValue Betをし、ATをFoldさせるために65sでBluffしていますね。
実際に相手がどういう戦略を取っているかは定かではないですが、今回のハンドに限って言えばTTでAll-InしてもCallされなかったと思うので、どちらでも結果は変わらなかったですね。
非常に強い相手に対してはしっかりとTTもAll-InしていかないとEVをLossしますので、注意しましょう!